この度、父の診療所で、小児科を併設することになりました。
東京慈恵会医科大学の小児科の医局で、新生児診療、一般小児診療をはじめ、小児内分泌診療(低身長、思春期早発症、甲状腺疾患、糖尿病など)に15年以上携わってきました。内分泌を専門とし、都立北療育医療センターで、MCT8欠損症の研究を行い、医学博士を取得しました。
また、内科医(大人)としても長年病院に勤務し、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、心不全、透析患者さんの治療など、研鑽を積んできました。
2020年より、月に1回、慈恵医大柏病院にて、小児科の内分泌(低身長、思春期早発症、甲状腺疾患、糖尿病など)外来を担当しております。当院でも、土曜日に内分泌の専門外来を行っておりますので、ご心配な方はお気軽にご相談下さい。
私自身子どもをもつ母であり、子育てには喜びと心配がつきものであることを日々実感しております。お子さまの健やかな成長を見守り、ご家族の方が安心して過ごせますようお手伝いさせて頂けたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
副院長 小野 英利奈
・Three novel mutations of the MCT8 (SLC16A2) gene: individual and temporal variations of endocrinological and radiological features
Clin Pediatr Endocrinol 2016 Apr;25(2):23-35.
・症例報告 嘔吐による体重増加不良が遷延した先天性腎性尿崩症の1男児例
小児科診療 = The Journal of pediatric practice 79 (9), 1251-1254, 2016-09
・【小児内分泌学の進歩2015】甲状腺 SLC16A2遺伝子のexon3内に5塩基挿入の新規変異が同定されたMCT8欠損症の1例
ホルモンと臨床, 62(5) 381-385, May, 2014